太陽光・蓄電池

蓄電池に頼みたい仕事、家族で同じでしょうか|卒FIT後の選び方

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架空の家族会議です。

「蓄電池があれば、電気代が気にならなくなるかな」

「私は停電のときが心配」

同じカタログを見ていたのに、頼みたい仕事が違いました。蓄電池も、採用面接で二つの職務を渡された気分かもしれません。

サステナシールドの寺嵜です。

節約したい気持ちと、非常時に備えたい気持ち。どちらも大切ですが、判断する材料は少し違います。

普段の仕事と、もしもの仕事

普段の電気の使い方を見直すなら、昼間に余る電気や夜間の使用量、買電と売電の条件を確認します。充放電には損失もあり、導入費用と維持費を含めて比較します。

停電対策を考えるなら、動かしたい設備と時間、必要な出力、接続できる回路を確認します。

容量が同じでも、対応できる使い方が同じとは限りません。

希望が違うなら、比較の欄を分ける

見積を見ながら「得かどうか」だけで話すと、停電への不安が置き去りになる場合があります。

逆に安心という言葉だけでは、家計を預かる人の疑問が残ります。

普段の費用と、備えとしてできることを別々に並べてから、一緒に考えるほうが話しやすくなります。

昼の電気を給湯へ使う方法や、既存設備を続けて使う方法も含めて検討できます。すべてを同時に導入する必要はありません。卒FIT後の選択肢については、資源エネルギー庁も自家消費や売電を案内しています。公的な案内
https://www.enecho.meti.go.jp/category/saving_and_new/saiene/solar-2019after/

結論の前に、理由を一つ

家族それぞれが「何のために検討しているか」を一行書く。数字を集めるのは、そのあとでも大丈夫です。

すぐ導入する、別の対策を先にする、今は見送る。条件を比べて選べたなら、いずれも考えた結果です。

ご家庭で蓄電池に頼みたい一番の仕事は何でしょう。

答えが違っていたら、そこから話すことで、選びたい設備の姿が見えてくるかもしれません。

蓄電池を考える前に、決めておくこと

  1. 目的を、節約と停電対策に分ける

    同じ蓄電池でも、電気代を下げたいのか、停電のときに困らないようにしたいのかで、向いている構成が変わります。家族の中でも期待していることが違う場合があるので、先に分けて書き出します。どちらも大事な場合は、優先順位をつけておきます。

  2. 停電のとき、動かしたいものを書き出す

    冷蔵庫、照明、スマホの充電、通信機器、医療機器、給湯。何を、何時間動かしたいかを具体的に挙げます。ここが決まると、必要な容量と、どの回路につなぐかが決まります。家中すべてを動かす前提にすると、設備は大きくなります。

  3. 昼の電気の使い道を、先に見直す

    昼に発電した電気をその場で使えているかどうかで、蓄電池に求める働きが変わります。給湯を昼に回せる場合、電気はお湯というかたちでも貯められます。使い道を整理してから容量を決めると、無理のない構成になります。

よくある質問

節約と停電対策、どちらを優先すべきですか。
ご家庭の事情によります。在宅時間が長く、昼の電気を使い切れていないご家庭では節約の効果が出やすく、停電が不安な設備や家族がいらっしゃる場合は備えが優先になります。どちらも、という場合は両方の条件を書き出してから構成を決めます。
停電のとき、家中の電気が使えますか。
構成によります。あらかじめ決めた回路だけを動かす形が一般的で、家全体を動かす構成にすると設備は大きくなります。何を動かしたいかを先に決めることをおすすめします。
容量はどう決めればよいですか。
動かしたいものと時間、そして昼の電気の使い方から決めます。容量を先に決めてから使い道を考えると、過不足が出やすくなります。
蓄電池を入れない、という選択もありますか。
あります。使い方によっては、使う時間を移す、給湯でまかなうといった方法のほうが合う場合があります。入れない判断も、根拠をお示ししたうえでご提案します。

整理しきれないところがあれば、今分かっていることから一緒に考えます。

寺嵜 直通|住まいのご相談
https://line.me/R/ti/p/%40829oslez

節約と停電対策、わが家に必要な備えを相談する

停電時に使いたい家電と普段の電気の使い方から、必要な備えを整理します。

分かるものだけで大丈夫です。次の情報があると、ご相談を具体的に進めやすくなります。

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