省エネ・電気代

エアコンの設定温度は同じなのに、席を替えると話が変わる|家の熱と太陽光

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架空の家族の場面です。

「この温度なら涼しいよ」

「こっちは暑いけど」

設定温度は一つなのに、感想は二つ。試しに席を替えてみたら、今度は意見まで入れ替わりました。

リモコンの表示は、ずっと同じです。

サステナシールドの寺嵜です。

家の暑さを話すとき、人による感じ方の違いに加えて、過ごしている場所の違いも見てみたいと思います。

家の中にも、条件の違う場所がある

窓に近い席、屋根に近い二階、風の届きにくい場所。

日差しや熱の出入り、空調の届き方によって、同じ部屋でも感じ方が変わることがあります。

「誰が暑がりか」で話を終える前に、どこで何時に気になるかを確かめてみます。

窓や屋根・天井の対策を検討するときも、遮熱と断熱を同じものとして扱わず、建物の状態と季節を見て選びます。工法を一つ決めてから、すべての部屋に当てはめる必要はありません。

つくる電気と、必要な電気

太陽光は電気をつくる設備です。建物の熱の出入りへの対策は、冷暖房に必要な負荷を見直す方向です。

どちらも検討できますが、効果の数字は単純に足せません。電気を使う量や時間が変われば、自家消費や売電の量も変わるからです。

自家消費率が高いことだけを目標にせず、買う電気、費用、過ごしやすさを一緒に見たいところです。

一部屋から考えてもいい

家全体を一度に変えるのが難しければ、長く過ごす部屋を入口にできます。

「午後にここで仕事をする」「夜はこの部屋で眠る」と分かれば、優先順位を相談しやすくなります。

工事前後を比べるときは、気温や生活時間などの違いも記録します。電気代だけが変化の説明になるとは限りません。

ご自宅で一度、席を替えて見てみたい場所はありますか。

家族の意見をそろえるより先に、お互いのいる場所を知るところから始めてもよさそうです。

席によって暑さが違うと感じたら

  1. どこが暑いか、場所と時間を書き出す

    同じ部屋でも、窓際と奥、朝と夕方で体感は変わります。誰が、どこで、何時ごろに暑いと感じるかを書き出します。家族で感じ方が違うのは自然なことで、その差が原因を探す手がかりになります。

  2. 窓・天井・室外機の3か所に分けて見る

    西日が入るなら窓。2階や最上階にこもるなら屋根や天井。エアコンの効きが悪いなら室外機の置き場所。3つに分けると、どこから手をつけるかが整理できます。どれが効いているかで、やる工事が変わります。

  3. 熱を減らしてから、発電と使い方を考える

    熱が入る量が減れば、空調の負荷が下がります。負荷が下がれば、必要な発電量も設備の大きさも変わります。まず使う電気を減らし、次に必要な電気をつくり、最後に蓄える。この順番で考えます。

よくある質問

家族で暑さの感じ方が違うのは、気のせいですか。
気のせいではないことが多くあります。同じ部屋でも、窓からの日射、天井から伝わる熱、空気の流れ方で体感は変わります。席を替えると話が変わるのは、そのためです。
エアコンを買い替えれば解決しますか。
熱が入り続けている状態では、能力を上げても追いかけ続けることになります。先に入ってくる熱を減らしたほうが、結果として小さい設備で足ります。
太陽光をつければ涼しくなりますか。
涼しくはなりません。太陽光は電気をつくる設備で、熱を減らす設備ではありません。ただし、熱を減らしたうえで組み合わせると、電気の使い方として相性がよくなります。
何から手をつければよいですか。
暑い場所と時間を書き出すところからです。写真が何枚かあれば、窓・屋根・室外機のどれが効いていそうかを一次的に確認できます。

整理しきれないところがあれば、今分かっていることから一緒に考えます。

寺嵜 直通|住まいのご相談
https://line.me/R/ti/p/%40829oslez

家の暑さ、どこから対策すればよいか相談する

暑くなる部屋や窓の写真から、先に確認したい場所を整理します。

分かるものだけで大丈夫です。次の情報があると、ご相談を具体的に進めやすくなります。

書類がそろっていなくてもご相談いただけます。写真や明細は、お名前・住所・お客様番号など不要な個人情報を隠してお送りください。

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