補助金・制度

補助金の話から始まった会議で、いちばん長く話したのは現場だった

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架空の会社の会議です。

「補助金が使えるかもしれません」

その一言で集まった人たちが、途中から古い設備の話を始めました。

音が気になる。調整に時間がかかる。止まると次の工程が待ってしまう。

会議の入口は制度でしたが、話の中心には、毎日その設備を使う人がいました。

サステナシールドの寺嵜です。

補助金がきっかけで、後回しになっていた設備を見直す機会が生まれる。それは大切なことだと思います。

同時に、制度を使いたい気持ちと、工事で解決したいことを、両方言葉にしておきたいところです。

「使えたら助かる」と「必要だから直す」

設備を止められない現場には、故障を待てない事情があります。予算を預かる人には、負担を抑えたい事情があります。

どちらかを正解にするより、補助を受けられた場合と受けられなかった場合、それぞれどうするかを並べてみます。

範囲を変える、時期を分ける、別の方法を選ぶ。選択肢があれば、制度の結果だけに判断を預けずに済みます。

条件の確認は、設備選びと一緒に

対象設備であることだけで、補助が受けられるとは決まりません。申請者、事業内容、手続きの時期などを、その制度の公募要領で確認します。

例えばSIIの指定設備の案内には、交付決定前の契約・発注に関する条件があります。SIIの案内
https://sii.or.jp/setsubi07r/search/

採択は保証できません。見積も、補助額が確定した金額と、自社で支払う予定を混同せず整理します。

制度の名前を、一度だけ隠してみる

書類の表紙から補助金の名前を隠したとして、その工事で何がよくなると説明できるでしょうか。

現場の手間が減る、更新の見通しが立つ、運転の無駄を確かめられる。答えが出たら、それが検討の軸になります。

次の会議で、設備を使う人に一つだけ聞くなら何でしょう。

制度の説明より先に聞けるその一言が、申請する目的もはっきりさせてくれるかもしれません。

補助金の話が出たときの順番

  1. 困りごとを、先に言葉にする

    補助金から入ると、制度に合う工事を探す話になりがちです。先に、現場が何に困っているかを言葉にします。暑い、機械が止まる、電気代が重い、設備が古い。ここが出発点になります。

  2. やるべき工事を決める

    困りごとに対して、本来やるべき工事を決めます。この段階では制度の条件を考えません。先に条件に合わせると、本当に必要な対策が後回しになることがあります。

  3. そのうえで、使える制度を探す

    工事の中身が決まってから、使える制度を探します。該当しなければ、時期をずらすか、自力で進めるかを判断します。採択を前提にした計画にはしません。

よくある質問

補助金が採択されなかったら、工事はやめるべきですか。
困りごとが残っているなら、やめる理由にはなりません。優先順位をつけて、範囲を絞って進める方法もあります。採択されなかった場合にどうするかを、申請前に決めておくことをおすすめします。
申請はいつから準備すればよいですか。
制度ごとに受付時期が違い、年度によって変わります。工事の中身が固まっていれば動きやすくなるため、先に見積と図面を整えておくことをおすすめします。
補助金に合わせて、工事内容を変えてもよいですか。
変えること自体は可能ですが、本来必要だった対策が外れていないかは確認してください。制度に合わせた結果、困りごとが解決しないのでは意味がありません。
申請の手伝いはしてもらえますか。
書類の準備や必要資料の整理についてご相談をお受けしています。採択を保証するものではありません。

整理しきれないところがあれば、今分かっていることから一緒に考えます。

寺嵜 直通|法人・事業のご相談
https://line.me/R/ti/p/%40119upwsl

更新したい設備から、省エネ・補助金を相談する

設備更新の目的と時期を整理し、確認すべき制度や条件を絞ります。

分かるものだけで大丈夫です。次の情報があると、ご相談を具体的に進めやすくなります。

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