Guide B5 / Blackout

蓄電池をつけたのに、停電した夜に使えなかった家

蓄電池があっても、停電の夜に使えないことがあります。故障ではありません。選び方と、設定と、使い方で起きます。
2019年の台風15号で、千葉県では最大およそ93万戸が停電しました。復旧まで数日かかった地域もあります。あの夜に何が起きたかから逆算して、決めておくことを3つにまとめました。

① 特定負荷で、生かす回路を間違えていた

特定負荷型は、工事のときに決めた回路だけが生きます。
よくあるのは、1階の冷蔵庫と居間だけを生かして、寝室のエアコンを外していたという選び方です。夏の停電では、ここが効きます。
決めるのは契約前です。当社は、生かす回路を紙に書いて確認してから工事に入ります。
→ 全負荷と特定負荷のちがい

② 自立運転への切替を、誰もやったことがなかった

停電時に自動で切り替わる機種と、手動でスイッチを操作する機種があります。
暗い中で、はじめて説明書を探すことになります。引き渡しのときに、実際に一度切り替えてみる。これだけで違います。
当社は、工事の最後にご家族の前で1回やってみるようにしています。

③ 太陽光の「自立運転コンセント」を知らなかった

蓄電池がなくても、太陽光があれば、停電中の昼にコンセント1口分(一般に1500Wまで)が使えます。パワコンの近くにある自立運転用のコンセントです。
これを知らずに、停電の昼を何もせず過ごした家がありました。場所と使い方を、いま確認しておいてください。

あの夜のために、いま決めておくこと

よくある間違い

「蓄電池をつけたから大丈夫」がいちばん危ない考え方です。停電の夜に困るかどうかを決めるのは、容量ではなく回路の選び方と、操作を知っているかです。
当社は、この3点を契約前に確認する順番にしています。売ってから説明するのでは遅いからです。

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1停電のとき、いちばん困るのは
2太陽光はありますか
3いま蓄電池をお持ちですか

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迷ったら写真2枚

寺嵜忠弘

いまお持ちの蓄電池でも構いません。本体と分電盤の写真があれば、停電の夜に何が生きるかをこちらで確認してお返しします。

次に確認すること

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