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遮熱で電気代はどう変わるか

先に申し上げます。「何%下がります」とは言いません。建物・空調・稼働時間・断熱で変わるからです。数字を先に出す業者ほど、実は測っていません。
そのかわり、どういう理屈で電気代に効くのかと、どう確かめるかを書きます。ここが分かれば、他社の提案も読めるようになります。

空調の電気は「入ってくる熱」との勝負です

空調が消費する電気は、建物に入ってくる熱の量でほぼ決まります。入ってくる量が同じなら、機械を新しくしても、設定温度を下げても、消費は大きく変わりません。
夏の工場・倉庫でいちばん大きな入口が屋根です。だから屋根から手を付けます。

屋根の表面温度が下がれば、屋根からの輻射熱が減ります。入ってくる熱が減れば、空調の稼働時間と出力が下がります。電気代に効くのは、この経路です。

効くのは「総量」だけではありません。ピークにも効きます

法人の電気料金は、使った総量(kWh)だけでなく、その月にいちばん大きく使った30分(デマンド)で基本料金が決まる契約が一般的です。

基本料金は、1年間ついて回ります。夏に一度立てたピークが、その後の11か月の基本料金を決めます。ここは総量の削減より効く場合があります。御社の検針票(デマンド値)を拝見すれば、どちらが効くか見当がつきます。

確かめる手順(当社のやり方)

1
現地でサーモグラフィを撮る

いまの屋根の表面温度を記録します。施工後に同じ条件で撮って比べるためです。

2
電力データを見せていただく

検針票、できれば30分値。いつピークが立っているか、空調がどれだけ占めているかを見ます。

3
屋根の状態を見る

錆・塗膜・雨漏りの跡。遮熱だけでいいのか、防水・防錆も要るのかを判断します。

4
目安をお伝えする

ここで初めて「御社の場合は」という話をします。レンジでお伝えし、断定はしません。

5
施工後、同じ条件でもう一度測る

約束した効果が出たかを、数字で確認します。ここまでが一つの工事です。

「たぶん効果があります」という営業を、当社はしません。測ってから話し、施工後にもう一度測ります。

屋根の次に効くのは、窓です

屋根を抑えたあと、次に大きい熱の入口はです。特に西日の当たる面と、事務所・休憩室のような人がいる部屋です。

→ 窓ガラスの遮熱・断熱コーティング

屋根と窓で熱を減らしてから空調の更新を考えると、選ぶ機械の容量が小さくて済みます。先に大きな空調を入れてしまうと、あとから減らせません。

実測すると、思っていたのと違うことがあります

電力データを拝見すると、空調だけが原因ではなかったという建物もあります。よくあるのは次の3つです。

この3つは、屋根を塗っても直りません。だから当社は先に測ります。測った結果、遮熱より先にやるべきことがあれば、そちらをお伝えします。工事を売るより、順番を間違えないことのほうが大事だと思っています。

順番を間違えると、高くつきます

まず減らす。 それからつくる。 最後にためる。

① 屋根・窓・空調で、入ってくる熱と使う電気そのものを小さくする
② 小さくなった分を、太陽光でまかなう
③ 停電と夜のために、蓄電池でためる

先に太陽光や蓄電池を入れると、必要な容量が大きくなり、設備費が膨らみます。減らしてから作ると、作る量が少なくて済みます。

遮熱はこの①にあたります。地味ですが、いちばん効率がいい順番です。

→ 工場・倉庫の電気代削減(遮熱・太陽光・蓄電池)

補助金について

制度と対象製品は年度で変わります。当社は「補助金が出ます」と先に申し上げません。お申し込みの前に、対象かどうか・受付が続いているかを確認してからお伝えします。

補助金ありきで工事を決めると、本来必要でない工事を選ぶことになりがちです。順番は逆で、必要な工事を決めてから、使える制度があるかを調べます。

→ 補助金のご案内

※ 温度・費用・保証の数値は、当社が確認できたメーカー資料(株式会社スケッチビジネスマネジメント/節電ECOショップ)の範囲です。計測条件・建物により変わり、断定的な効果保証はいたしません。

よくあるご質問

Q. 結局、電気代は何%下がりますか

建物・空調・稼働時間・断熱の状態で変わるため、数字を先に申し上げることはしません。現地でサーモグラフィと電力データを拝見したうえで、レンジでお伝えします。断定的な削減額の保証はいたしません。

Q. デマンド(ピーク)にも効きますか

屋根がいちばん熱くなる時間帯と、空調がフル稼働してピークが立つ時間帯は重なります。屋根からの熱を抑えることは、ピークを削ることにつながります。御社の30分値を拝見すれば、どの程度効きそうか見当がつきます。

Q. 施工後に効果を測ってもらえますか

はい。施工前と同じ条件でサーモグラフィを撮り、比較してお渡しします。電力データも、可能であれば前年同月と比べます。

Q. 太陽光と遮熱、どちらが先ですか

遮熱が先とお伝えすることが多いです。使う電気を小さくしてから作るほうが、必要な太陽光の容量も小さくなり、総額が下がるためです。ただし屋根の状態と、電気の使い方によって変わります。

Q. 屋根に太陽光を載せる予定があります

その場合は順番の相談が要ります。載せてから屋根を直すと、パネルを外して直してまた載せることになります。屋根の残り寿命を先に確認します。

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まずは屋根を見せてください

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電気の仕事28年、代表の寺嵜が直接うかがいます。

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